専門性が高い仕事はそれだけ高収入になる傾向があり、やりがいも感じられます。せっかく長く働くのであれば、こうしたメリットがある仕事を選びたいですよね。
このような専門職で働くためには知識が必要になるため、若い頃からスクールに通ったり独学で勉強をしているという人もいます。しかし実際には、勉強しただけでは一人前とはいえません。テキストやスクールで教わることは、その仕事についてのごく一般的なことにすぎません。働いてみると、聞くこととやってみることの違いに気付かされるはずです。
かといって、勉強は無駄というわけではありません。きちんと体系立てて勉強することは、その仕事に必要な知識の基礎を学び、理解度を深めるためにとても重要だからです。基礎知識がなければ、現場に出ても何をしていいかわかりません。
また、基礎があってこそ応用ができますので、「教わっていないこと」であっても、基礎の中にそれを解決するヒントがあります。応用力はどんな仕事をする上でも役立ちますが、それを活かすにはやはり土台になる基本が必要なのです。実務と勉強、「まずは勉強してから」と思っていると就業のチャンスを逃がすことがありますし、「とりあえずやってみればいいだろう」とぶっつけ本番で飛び込むのは、せっかくの経験も活かせなくなってしまいます。どちらかに偏り過ぎないようにバランス良く自分の物にし、日々復習をしていくことでさらにステップアップしやすくなります。
専門職の中でも、特に高収入を狙えるのが医療関係です。医師や看護師になれば、まず職で困ることはありません。「将来安定した人生を送りたい」と願い、医療関係の世界に飛び込む人も少なくありません。現在、高齢化の影響もあり医療業界は人手不足が深刻化しています。社会貢献のためにも、生涯続けられるやりがいある仕事に携わるためにも、医療業界を目指すのは賢い選択だといえるでしょう。
一言に「医療」といっても、実にさまざまな職種があります。もし興味を持ったなら、まず医療に携わる専門職を調べてみることをオススメします。